TUVALU ごみ問題
ゴミ処理の現状
オーストラリア・ツバル政府とフナフティ市が別々に管理するごみ捨て場はあるが、その他にも人々が不法投棄と知らずにごみを廃棄し、ごみ捨て場になっている場所がある。政府・市が運営して、ごみ収集車が各家庭に設置されたごみ箱のごみを回収するシステムは(政府か市か)委託された方のごみ捨て場に運ばれる。フナフティ市はごみ投棄管理プロジェクトで不法投棄を止めさせようとしている。が、具体的な行動を起こしているわけではない。不法投棄されている場所の中には第二次世界対戦の時にアメリカが滑走路を作るための土を堀だしてできた穴に雨水などで池のようになった所にごみが捨てられて作られていった。島の端に行くに連れ使われなくなった車やバイクが道に沿って放置され(少しだが街中にも)、中型船も海辺に放置されている様子が多く見受けられた。車の多くは日本の中古車であり、故障した際修理する技術者がいないため放置せざるを得ない状況なのだ。国際的に廃棄物の輸入・輸出は禁止されているものの、中古車として最終処分されているのと変わらない。日本で行った「リサイクル」の過程を見直す必要がある。
ごみ処理施設、リサイクルシステム、埋め立てるための土もツバルにはないため、現状ではごみを放置するしか方法がない。市民にはごみ問題に関して教育が行われていないために、ごみ捨て場近隣住民(職を求めて他の島から移民して来た人々)の健康被害(喘息・皮膚の痒みなど)が起こっている。ごみを餌としている家畜からの人への食物連鎖の影響も気になる。以前は政府がごみの健康被害などについてのワークショップを各家庭に回り、ポスターで注意を呼び掛けていたが、効果がなかったということで、現在この活動は行われていない。ごみ問題(環境問題)については高校1年の地理の授業で学ぶ。捨てられていたゴミは、オムツ・機内食の容器・プラスチックの包装紙・タイヤ・空き缶・パソコンなど (ここで述べたのはごく一部)。どのごみ捨て場も(不法投棄地含む)悪臭を放っていた。
ゴミ捨て場の場所は島の両端にあり、海水により海に流される恐れもある場所に捨てられるため、海洋汚染につながる。特にプラスチックのゴミが多く、すぐ近くの海にはサンゴ礁が生息していることから、サンゴ礁への悪影響を考えなければならない。
著:saya2
Dumping Area 市
感染性廃棄物に関して
医療関係機関等で使用される注射針、手術用のメス、検体容器等は、廃棄物となった際に感染防止の観点から適正に処理される必要がある。日本では廃棄物処理法において、医療関係機関等から生ずる感染性廃棄物(感染性病原体が含まれ、若しくは付着している廃棄物又はこれらのおそれがある廃棄物)は、特別管理廃棄物(特別管理産業廃棄物又は特別管理一般廃棄物)に指定されており、焼却又は溶融設備等によって感染性を失わせることが処理基準として定められている。焼却又は溶融を行う施設については、焼却又は溶融が完全に行えるものを使用し、かつ、施設から排出されるガスにより、生活環境の保全上支障が生じないようにすることが求められている。こうした感染性廃棄物を処理する技術として、ロータリーキルン型などの焼却炉を用い、助燃剤などの役割を果たす他の産業廃棄物と混焼して、感染性の細菌類の滅菌処理、無害化及び減容化を行う技術などが導入されている。
しかしながらこういった技術はツバルにはない。感染症廃棄物に関して、昔は焼却していたが、今はダンピングエリアに埋め立てている。
著:shibata
Dumping Area 政府