TMTI
TMTI(国立海員養成学校)
海員は切手に並びツバルが世界に誇る産業のひとつで、海員の稼ぐ外貨はツバル経済に無くてはならない存在である。
<TMTIの概要>
1981年にフナフチ島の北側に位置するアマツク島に設立された。
入試は4ヶ月に1度英語で書かれたペーパーテストと面接で行われる。入試の対象となるのは17歳〜25歳の男子である。毎回100人ほどの受験者で、倍率は5倍だ。
学費は7500オーストラリアドル(日本円にして約80万円)で、生徒全員返却不要の奨学金で学費を払う。
1年かけて勉強し、そのうち4ヶ月は実際に船に乗りトレーニングを行う。卒業後は海員として就職する。
勉強科目は貿易、エンジン、機械、操縦、料理、英語、数学などがある。
掲示物としてアルファベット順に国名と国旗が描かれたものや、何通りものロープの結び例などがあった。
学内の施設は、建設中の消化訓練場・し尿のメタンガス発生装置(フランスの援助)、船上のマストを模した練習場や、ディーゼル発電所、畑、豚や鶏の飼育小屋などがあった。
<TMTIの環境>
20・30年前から海岸が浸食され始め、20年間で約10m侵食された。Hight tideのときは通常の海水面より20m以上上昇する。以前Low tideのときだけTMTIから歩いていけた場所は現在侵食されてしまいTMTIは孤立し1つの孤島となっている。 2007年から海岸侵食対策として植林が行われる。
2002年2月28日の大潮時内陸浸水によって校庭はほぼ水没、後者の約半分が床下浸水した。最高で1m20〜30cmの水位が上昇した。
参考文献:春秋社「ツバル 地球温暖化に沈む国」神保哲生
著:saya2