エネルギー施設

電力

◆火力発電所

・電力普及率: 99(残りの1%はヌラキタ島の20家庭で太陽光発電を行っている)

・電力普及世帯数: 900世帯

・燃料:イギリスの重油会社から輸入した重油

・石油高騰の影響: 去年$47/l⇒今年$60/l(6上昇かもしれないです)

・電力普及の変遷: 1982年フナフティ島で電力普及開始、

2000年に他の島にも供給開始

・料金支払い平均: 下流階層の人々は1ヶ月に平均$14〜$16.8
       (年平均)下流階級; 14/年 
           中流階級; 35〜$55/
           上流階級; 100/

・電力消費量増加率: 毎年6%上昇

・発電の需要と供給: 需要(800KW/)<供給(1800KW/)

 * 2つの発電機は消費量によって稼動機の数を調節されている

・電力の使用目的: 電気、冷蔵庫やテレビなどの輸入した電化製品

・火力以外の発電: 太陽光発電・風力発電が実用化に向けて実験段階

今後これらの自然エネルギーを利用した発電に変えていく計画がある

⇒ ツバル政府の見解

・ソーラーパネル → CO2を排出しない

・風力発電 → コストがかさむため、無理がある

関西電力の太陽光発電所
・太平洋電力連合と東京電力の協力と日本政府の補償金援助により、「E8プロジェクト」としてツバル電力株式会社と関西電力の計画で建設

◆フナファラ島
1980年代ソーラーパネルの会社が発電を行っていたが、現在は無くなっている

◆TMTI(海員養成学校)プロジェクト
・ディーゼル機関(重油)を用いてTMTI内で使用する電力を発電

・フランスと共同プロジェクトで、し尿処理システムでメタンガスを発生させ、使用

著:saya2

水処理

◆海水淡水化システム

1999年に、日本政府の「草の根無償援助プログラム」で、海水淡水化装置(ウォーターボーイ)が導入された。この淡水化装置は、ほとんどの家庭は雨水を貯めて利用しているため、雨季には使用しない。乾季だけ使用するが、10年前は乾季が4月〜9月だったが、気候変動により現在は4月からの1カ月ほどになった。このため、淡水化装置を使用する時期も減ってしまった。
ここで作られた淡水は厚生省が水質をチェックしてから各家庭に供給される。病院はさらに各自で水質をチェックしてから利用しているそうである。給水車を使って各家庭に配り、雨水タンクに入れて使う。この給水車も2005年に日本民間資金から寄付されたものである。1999年当時は深刻な水不足であったため、無償で配布されていたが、現在は1000ガロン(約4560リットル)当たり16ドルと有料となっている。

〜淡水化システム〜

逆浸透法による淡水化が行われている。浸透膜と半透膜によって
NaClなどが固まり、水だけに分けられる。分けられたNaClはそのまま海に捨てられるが特に影響はないらしい。


   海水       目の粗いフィルター      目の細かいフィルター  

             浸透膜         塩素消毒          淡水 


この処理を一本のパイプではなく別々のタンクで行っている。フィルターは使い捨てで、約3カ月使用したら新しいものに取り換える。古いものはほどいてロープとして再利用する。浸透膜は藻が繁殖するので、化学薬品で洗う。この薬品の人体への影響はないということだ。浸透膜も古くなったら取り換えるが、浸透膜が最もコストが高く、1メートルで50万ドルかかる。やはり、エネルギーや費用の面が問題になっているようだ

著:kumi